■ ID | 737 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | パージアンドトラップ抽出−GC/MSによる水中フルオロテロマーアルコール類の分析 Analytical Method of Fluorotelomer Alcohols in Water by Purge and Trap Extraction - GC/MS |
■ 著者 | 野尻喜好
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター 茂木守 Mamoru Motegi 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第18回環境化学討論会講演要旨集、pp530-531、平成21年6月10日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県内の多くの河川水から全国の調査結果に比べて高い濃度のPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)が検出されている。ただし、多くの県内河川水でPFOS、PFOA濃度が高い理由は判明していない。他方、PFOSのスルホンアミド、8:2FTOHなどのPFCsは、防汚剤や殺虫剤等に利用されている。これらの物質は環境中で生分解され、最終的にPFOSやPFOAとして残留すると推測されるが、環境濃度に関する報告は少なく、埼玉県内における環境での存在状況は全くわかっていない。本報告では、河川水試料中のPFCsのうち、8:2FTOH、N,N-Me2-FOSA(N,N-dimethylperfluoro-1-octanesulfonamide)ならびに6:2FTOH、10:2FTOHを分析対象とし、試料に純窒素を通気して、パージされた対象物質を固相カートリッジに捕集(パージアンドトラップ抽出)後、GC/MSで測定する方法を検討した。 |
■ キーワード | パージアンドトラップ抽出、フルオロテロマーアルコール類、GC/MS、水試料、固相抽出カートリッジ |
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